ピカソの絵とは

20世紀最大の天才と称される理由が数多くあるピカソですが、本分とされる画家としての評価もさることながら、その名前の長さにも注目が集まり、ときに話題になることがよくあります。
外国人は洗礼名を持っていることが多く、ピカソの場合も聖人や縁者の名前を盛り込んでいったところ、あまりにも長い名前になったとされていますが、そんな長い名前の中からもっとも有名になったのがピカソの3文字というのも、これまたおもしろいところです。
スペイン出身で、近代絵画を語る上でその筆頭に挙げられるといってもおかしくないのですが、その作風は独特であり、理解に苦しむという人も少なくありません。
目を奪われるカラフルな色使いで描かれた絵は、奇天烈といった表現がしっくりくるような人物像と、どう考えてよいのやらわからない構図で描かれていながら、独特の世界観を醸し出しています。
その作風に魅せられる人は世界中に数多くいて、まさに感性で見る絵画を描く画家と言えます。