キュビズムで知られるパプロ・ピカソ

あなたが知っている画家は?
と聞かれて、初めに名前があがるほど知られている有名な画家の一人にパプロ・ピカソがいます。
20世紀に生きたスペインの画家でフランスで活動、生涯で残した絵画はデッサンも含めて1万点以上、また10万点以上の版画や300点以上の彫刻などの制作にも長けており多彩な作品を残しています。
最も有名な代表作品の一つは1937年に制作されたゲルニカでしょう。
その絵画の特徴からも分かるようにピカソの絵は独特なタッチで描かれており、絵を一点の視点ではなく多方面の視点から描くキュビズムと言われています。
キュビズムで描かれるようになったのは1907年の作品であるアビニヨンの娘たちからですが、ピカソがこれまでに描いた絵を比べてみると時代によって作風が非常に変わっている画家です。
作風は彼の人生をそのまま表しているため、年表を追いながら制作された作品を見ていくと、また違った楽しみ方ができるでしょう。