キュビズムの巨匠ピカソ

ピカソと言えばその名前を知らない人はまずいないというほど大変に有名な画家でしょう。
彼は20世紀を代表するキュビズムの巨匠です。
キュビズムというのはピカソが友人のブラックと共にフランスで起こした芸術運動です。
その芸術の特徴は従来のルネッサンスで用いられてきた遠近法を無視した作風と極端に抽象化された形態の表現です。
彼の有名な作品と言えばキュビズムによって描かれたものが一般的ですが、最初からキュビズムだったわけではありません。
もともと少年の頃から絵画の才能があり絵画の勉強をしてきました。
19歳からパリで絵画を作成するようになりました。
最初の頃は貧困の影響から青い色の暗い絵が多く、恋人ができてからは明るくにぎやかな絵画を描くようになりました。
キュビズムに目覚めたのはその後です。
一見理解不能に見える作風の絵画の中には「ゲルニカ」などの有名な作品が代表されます。
彼は生涯、キュビズム以外の作品も書き続け、独特の作風を築き上げました。